0歳におすすめの絵本
『もこもこもこ』
作:谷川俊太郎
絵:元永定正
推奨年齢:0歳〜
ファースト絵本としてもおすすめの1冊。文章ではなく、「もこ」「しーん」などの擬態語や擬音語で書かれています。絵についての説明が全くないので、見るお子さんによっても捉え方が違い、想像力をかき立てる絵本です。2ヶ月ごろ赤ちゃんから、3歳ごろまで幅広く楽しめる絵本です。
『じゃあじゃあびりびり』
作:まついのりこ
推奨年齢:0歳〜
生活環境の中に存在する、身近な「音」をテーマにした絵本です。子どもたちも普段の生活の中で聞き覚えがある音ばかりなので、耳慣れた音についつい引き寄せらてしまいます。絵本もかなり厚手で丈夫なため、子どもが触っても破れにくく、ページをめくる練習にもなります。
『だるまさんシリーズ』
作:かがくいひろし
推奨年齢:0歳〜
誰もが知る名作のだるまさんシリーズ。子どもたちから絶大な人気を誇る絵本です。愛くるしさ漂うまんまるなシルエットが見る人に安心感を与えてくれます。
『いない いない ばあ』
作:松谷みよ子
推奨年齢:0歳〜
0歳児でもわかりやすい「いないいないばあ」のシンプルな繰り返し。同じことを繰り返していく中で、「もうすぐくる…もうすぐくる…もうすぐくる…きたーっ!!」と緊張と期待と喜びの連続。待つということを一番最初に覚えられる絵本です。
『おつきさまこんばんは』
作:林明子
推奨年齢:0歳〜
夜空を明るく照らす、お月さまの表情の変化が描かれています。お子さまも真似をして、きっとさまざまな反応をするでしょう。夜らしいゆっくりとした展開を味わいながら、いろいろなお月さまの様子を、いないいないばあのように楽しめます。寝かしつけのときに読むのがおすすめ。おやすみ習慣用のものを探しているなら、注目してみてくださいね。
『がたんごとん がたんごとん』
作:安西水丸
推奨年齢:0歳〜
地平線の緑と汽車の黒のコントラストが印象的。哺乳びん・スプーンなどの食器や、リンゴ・バナナといったフルーツなど、赤ちゃんにとって身近なものがいろいろ乗車してきます。真っ黒な汽車がカラフルな乗車客によってにぎやかになる様子に、赤ちゃんも大喜びでしょう。はっきりした色使いで、赤ちゃんでもわかりやすい本を選びたい人におすすめです。
『こぐまちゃん おはよう』
作:やまかわけん
推奨年齢:0歳〜
朝起きるところから夜眠るまで、こぐまちゃんの生活を描いています。こぐまちゃんが何をしているかに注目しやすい、シンプルな背景とイラストが特徴。食事やトイレ・お風呂などの習慣を、子どもに印象づけられるでしょう。生活習慣を覚えるときに、試してみてはいかがでしょうか。お風呂やトイレなどを嫌がるお子さまにもおすすめです。
1歳におすすめの絵本
『あっぷっぷ』
文:中川ひろたか
絵:村上康成
推奨年齢:1歳〜
誰あそんだことのあるにらめっこ。「にらめっこしましょ♪わらうとまけよ♪あっぷっぷ♪」おなじリズムの繰り返しです。読み手と聞き手が一緒に触れ合いながら遊べます。
『いやだ いやだ』
作:せなけいこ
推奨年齢:1歳〜
なんでもいやだいやだという主人公の女の子ルルちゃんに、ある日突然降りかかったできごとが描かれています。ユーモラスなおはなしが、リズミカルに進んでいくのが魅力。怒っているのに、どこかかわいらしいイラストも注目ポイントです。イヤイヤ期の子どもに読み聞かせる本を探している人は、手に取ってみてはいかがでしょうか。
『くっついた』
作:三浦太郎
推奨年齢:1歳〜
赤ちゃんとパパ・ママで読みながら、スキンシップのきっかけが作れる作品です。ゾウやあひるといった動物たちが、いろいろな方法でくっついて仲よくする様子が描かれています。繰り返しが楽しく、次は誰?とわくわくするでしょう。赤ちゃんとのスキンシップで愛情をたっぷり伝えたい人は、手に取ってみてはいかがでしょうか。
2歳におすすめの絵本
『くらいくらい』
作:はせがわせつこ
絵:やぎゅうげんいちろう
推奨年齢:2歳〜
夏休みの旅行先や帰省先で。いつもと違う寝室でも怖くない!暗い部屋に次々と浮かぶ黒いシルエット。「誰?怖い!」という気持ちと、「なーんだ」とほっとする気持ちが交互に楽しめます。緊張と緩和で手に汗に汗握る絵本です。
『おでかけのまえに』
作:筒井順子
絵:林明子
推奨年齢:2歳〜
今日楽しみにしていたピクニック。朝から張り切って準備をする女の子。張り切りすぎて色々お手伝いをするけど全て失敗してしまいます。お手伝いしたいけどうまくいかない。子どもの心情をよく表した絵本で聞き手も共感してしまう作品です。さぁ無事にピクニックに出発できるでしょうか?
『きんぎょがにげた』
作:五味太郎
推奨年齢:2歳〜
金魚鉢から逃げたきんぎょが、ページのどこかに隠れています。めくるたびにきんぎょを探せる絵探し絵本で、楽しみながら読み進めることができますよ。「こんどは どこ」という問いかけに、子どもはどんどん絵本の世界にのめり込んでいくことでしょう。
『あなたがだいすき』
作:鈴木まもる
推奨年齢:2歳〜
大きな動物が小さな男の子をすっぽり包み込むイラストが印象的。抱きしめられた男の子の表情を見ているだけで、あたたかな気持ちになれます。タイトルの通り、だいすきの気持ちがたくさん詰まっていて、絵本を通してお子さんに言葉をかけられますよ。普段、お子さんへの愛情表現を目一杯してあげてください。
3歳におすすめの絵本
『はけたよはけたよ』
文:かんざわとしこ
絵:にしまきかやこ
推奨年齢:3歳〜
主人公のたっくんは1人でパンツが履けない。裸のまんま外に飛び出したら動物たちに見られおしりにしっぽがないぞと笑われます。動物たちに出逢い、笑われ、でも頑張ってとうとうパンツを履けたたっくん。子どもの日常生活を明るく楽しく描いた絵本です。
『すてきな三にんぐみ』
作:トミー・アンゲラー
訳:今江祥智
推奨年齢:3歳〜
全身を覆う黒いマントに目深にかぶった黒い帽子の3人組。どうみても悪いことを企んでるように見えます。3人組の正体は泥棒で宝物を奪っていきます。ところがある日転機が訪れます。
『じぶんだけのいろ』
作:レオ・レオニ
訳:谷川俊太郎
推奨年齢:3歳〜
ほかの動物のように自分だけの色がない…と落ち込むカメレオンですが、別の賢いカメレオンと出会い、一緒に同じ色になることで悩みが吹き飛びます。一つの価値観にとらわれず、考え方を変えてみることの素晴らしさを教えてくれる絵本。美しく豊かな色づかいも魅力の1つです。いくつになっても心に響く内容で、小さな子どもはもちろん大人にもおすすめです。
4歳におすすめの絵本
『きょだいなょだいな』
文:はせがわせつこ
絵:ふりやなな
推奨年齢:4歳〜
「あったとさ あったとさ」生活に身近なものが巨大になって次々と街にやってきます。大人にとっては普通でも、子どもにとっては巨大に見えるのかもしれません。子どものころは色々なものが大きく見えましたね。
『きょだいなょだいな』
文:はせがわせつこ
絵:ふりやなな
推奨年齢:4歳〜
「あったとさ あったとさ」生活に身近なものが巨大になって次々と街にやってきます。大人にとっては普通でも、子どもにとっては巨大に見えるのかもしれません。子どものころは色々なものが大きく見えましたね。
『ぐりとぐら』
作:なかがわりえこ おおむらゆりこ
推奨年齢:4歳〜
世代を超えた不朽の名作絵本。ふっかふかのカステラを見て誰もが食べてみたいと思ったのではないでしょうか。自分が幼かった頃に読んでもらった気持ちを思い出しながら読む絵本は、また違った思いが巡るかもしれませんね。
『どうぞのいす』
作:香山美子
絵:柿本幸造
推奨年齢:4歳〜
うさぎさんが作った「どうぞのいす」をめぐって様々な思い違いが交錯していきます。思いやりから生まれた優しい心の連鎖が描かれています。子どもに優しさ、思いやりの心が伝わるのではないでしょうか。
『ちょっとだけ』
作:瀧村有子
絵:鈴木永子
推奨年齢:4歳〜
弟がうまれたことで忙しくなったママのために。色々なことを1人で頑張るお姉ちゃんが主役です。優しいお姉ちゃんとお母さんの愛情が見えるお話に。子どもはもちろん大人も感動することでしょう。弟や妹がうまれたお兄ちゃんお姉ちゃんに、もっと甘えていいよ、の気持ちを込めて読んであげてください。
5歳におすすめの絵本
『めっきらもっきらどおんどん』
文:はせがわせつこ
絵:ふりやなな
推奨年齢:5歳〜
「ちんぷくまんぷくあっぺらこのきんぴらこ じょんがらぴこたこめっきらもっきらどおんどん」繰り返し聞いていると耳に残って覚えてしまう呪文。男の子の冒険の始まりです。異世界に吸い込まれてしまった主人公のかんた。果たして現実世界に戻って来れるのか?
『おっきょちゃんとかっぱ』
文:はせがわせつこ
絵:ふりやなな
推奨年齢:5歳〜
遊ぶ友達が誰もいない主人公のおっきょちゃん。見た目は怖いカッパと池で出逢います。池の中のはとっても魅力的な世界。ずっとこのままでもいいかなとも思えるおっきょちゃん。カッパとの別れは神秘的で心に残るものがあります。
『おしいれのぼうけん』
作:古田足日 田畑精一
推奨年齢:5歳〜
誰もが一度は遊んだことがある押し入れ。悪さをした男の子2人が閉じ込められた押し入れの木の節を見つけるところから冒険が始まります。恐ろしい世界で男の子2人が協力しながら様々な困難を乗り越えていきます。ふと現実世界に戻ってきた2人の男の子。果たして本当に冒険に行ったのか幻だったのか?奇妙なストーリーが子どもたちを惹きつけます。